小春日和の被災地を訪れました。
副住職がお世話になった修行の専門道場の会が
宮城で行われました。今回は震災三回忌を前に
慰霊諷経を行うことが目的の一つでした。物心両面
での支援が現在でも必要ですし、当寺もささやかな
形で行ってきました。
ようやく当地をおとずれて思ったことは、宗教者と
して自分ができることはやはり「祈る」ことなのだな
ということ。本当に人ができることは限られていても、
安寧を心から念じることそれが基本であると再認識
致しました。
写真は老大師をはじめ一行で石巻で海に向かって
諷経を行っている所です。なお、岫雲軒雪丸令敏
老大師は旧指宿郡頴娃町のご出身で、本年11月の
晋山式(住職就任式)に来賓としてお越しいただく
予定です。
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