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六月燈 野田郷島津太鼓・島津義秀さんのお話

約半年振りの更新になりました。

7月17日は六月燈が執り行われました。
鹿児島では、夏祭りとして知られるこの行事ですが、元々は
当寺に墓所がございます、島津家初代忠久公の命日、旧暦の
6月18日に合わせ、家臣が灯籠をともし、それが庶民に広まった
という説もあるといわれており、感応寺にとっても非常に意味の
ある行事の一つです。

当日はあいにくの大雨で野外での奉納行事や出店も中止に
なり、ひっそりとした中にも多くの方がこの年中行事にご参加
されました。ありがとうございました。

毎年島津家墓所 五廟社にて奉納演奏をしていただく、野田郷
島津太鼓の皆さんも、雨のため本堂前にての演奏となりましたが、
篤姫をテーマにした新曲「北へ」を披露していただきました。

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法要の後に、加治木島津家当主 島津義秀さんによる講演
薩摩琵琶の演奏とそれにまつわるさまざまな歴史の裏話、
そして最近熱心に活動されている郷中教育に関するNPOのこと
など、あっという間の時間をすごさせていただきました。
薩摩琵琶は島津日新公の命で盲僧が始めた歴史があり、
聴衆の皆様も、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

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六月燈が終わると、境内もせみの鳴き声がやかましくなります。

せみよりもやかましい世の中ですが、皆様十分に暑中お見舞い下さい。

 

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