雲山和尚頂相の展示について
鹿児島も秋の気配が高まっています。
感応寺もお彼岸を過ぎ、穏やかな境内の様子です。
さて、鹿児島市立ふるさと考古歴史館にて特別企画展
「薩摩人の祈り -廃仏毀釈- 」が開催されています。
12月4日まで(月曜休館)です。
当山からも県有形文化財の雲山和尚頂相を特別に
貸出し、展示して頂くことになりました。
雲山和尚は島津貞久公の命を受け感應寺の復興
に当たった中興開山で、讃文中には足利尊氏公
が雲山和尚を称えた和歌も書かれています。
十代徹堂和尚の時代に作られ、県内最古の頂相
(禅僧の肖像画)です。
毎年4月8日の花まつりのみの展示でしたので、
法縁かなって皆様にごらんいただければと思います。
会場のふるさと考古歴史館は鹿児島市の谷山地区
慈眼寺(ここも廃仏毀釈で廃寺になりました)公園
内にあります。
http://www.k-kb.or.jp/koukokan/
コメント